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オルガングループは2020年に創業100周年を迎えます。
私達はお客様のニーズに合った製品を、共に開発し、製造しています。
We develop with our customer and produce products customer needs.

外観検査AI・IoT化への取組み①

私たち九州オルガン針はオルガングループ全体で世界シェア1位の実績もあるミシン針事業により、安定したものづくりを続ける事が出来ています。

しかし、本当にこのままでいいのか?生産機の約8割を自社で内製でき、保守保全、改善開発を自分たちで出来る事により、更に独自ものづくりを向上させることが私たちの責任ではないのか?

との思いから10年前始めた精密部品事業が未だ成長できていない・・・。

更には自社独自加工法にばかりこだわり、自信過剰になっており、先進の技術や加工方法を見ようとしていなかったのでは・・・。

そのような葛藤を持ち続け、私たちは県の支援により、本気で自社の強みや弱みを考えるようになりました。

そんな中、2017年12月にとあるセミナーで熊本市の株式会社ワイズ・リーディング様と出会い、AIやIoTの持つ可能性や、現状のハード的な障壁などをお聞きする事が出来ました。大企業様ではデジタル技術からの付加価値向上に可能性はあったとしても、大型加工ラインなどではそのラインメーカー様と一斉更新を検討しなくてはならず、具体的な成功イメージも乏しく、実績の少ない先進技術への投資はなかなか難しいようです。

 その点、「私たちは中小企業であり小回りも可能で、尚且つ機械自体を内製出来る強みがある。」と考えるようになり、「私たちが取り組まないでどうする!」との社長の号令により全く未知のデジタル技術を取り入れる為に知覚動考(ともかくうごこう)を合言葉に動き出しました。

 昨年は100台ほどある針の曲がり矯正機(内製)の稼働情報を全て吸い上げ、それをネットワークに繋げ、大型モニターによる一元管理を可能にしました。これにより、カンコツで行っていた機械の保守保全が、誰でもできる数値による予知保全化を可能にしました。また、生産状況やロットバランスなど今後の改善に対して、データ収集においてこのIoTは利用可能で、爆発的な生産性向上につながると期待しています。

プロト機の製作確認中の菰田課長代理(左)と㈱ワイズ・リーディングの皆様

 そして今回行うのは、ミシン針目視検査のAI・IoT化です。前述の㈱ワイズ・リーディング様との連携プロジェクトとして、昨年より進めていました。現在は実際にカメラを機械に載せ、製造ラインにて針の不良データを収集し、判定・学習を繰り返していく予定です。また、㈱ワイズ・リーディング様以外でもカメラ・照明・制御など各メーカー様にもこのプロジェクトに参加してもらっています。

 今回のプロジェクトも生産技術のリーダーである菰田課長代理が社内で陣頭指揮をとり、外観自動選別工程の井前、古閑がAI選別を完成させます。

 そして、㈱ワイズ・リーディングの古田様にはお手数ばかりおかけして申しわけありませんが、是非このプロジェクトも成功させたいと思います。

 今後もこのプロジェクトの進捗は随時お知らせしようと思います。 (管理本部 江藤)