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オルガングループは2020年に創業100周年を迎えます。
私達はお客様のニーズに合った製品を、共に開発し、製造しています。
We develop with our customer and produce products customer needs.

極細 多面研磨

Multiface Polishing
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あらゆる場面で最適なパフォーマンスを実現できる針先端の面数や角度、深さを任意に設定し自動研削します。

  • 線径φ0.3〜1.0mmに多面研磨可能
  • 面は最大6面、面角度は等角、不等角どちらにも対応可能
  • 研削深さも各面毎に変更可能

貫通抵抗調査

場所 : オルガン針株式会社(長野県)
機械 : 貫通抵抗試験機
試験片 : ポリエチレンフィルム
試験回数 : 各針2本X5回による平均値

バフ研磨針貫通抵抗

多角錐
対象物を切り裂く為に貫通性が高い
Ex) 皮膚等に有効

円錐
先端以外では対象物を傷つけない
Ex) 体内臓器において有効
科学研磨針貫通抵抗
面角度の測定(六面針) 面角度=任意設定可能
芯円度の測定(六面針) 中心からの誤差 13.2μm

面角度・・・対象物に合わせて面の角度を調整可能。一面だけ角度を変えるなどの設定も可能。

研削面深さ・・・各研削面も用途に合わせて変更可能。各面毎に深さを変えることも可能。

針幹部・・・先端研削面以外は丸針場であり、様々な研磨により抵抗値、切創リスクを抑えることも可能。

芯円度・・・幹部から中心に針先があり、対象物へ正確にさす、縫う、当てる事が可能。

自社開発・多面研磨機 開発経緯

何故この機械を作ったのか?
取締役生産本部長 早野 守

 多面研磨機作成に関しての事の始まりは、営業が主となり活動している展示会出展の際、多面研磨加工に関する案件が多々あり、市場に重要があると気付かされた事と、顧客からの新規案件があったが、社内に加工機及び加工技術がなく、失注に至った経緯があった為、ニーズ対応・自社の新しい加工技術構築を目的に設備開発へ進めました。
設備開発に関しては、営業から頂いた市場の情報をもとに設備仕様を検討し、先ずは物を形にする思いを込め、開発者と共に試行錯誤を繰り返し、構想から約9ヶ月の期間を費やし多面研磨機が完成しました。
新たに加わった自社の強み、活かすも殺すも、これからの努力にかかっている、必要とする場面がある、必要としてくれる人がいる、様々な思いが積もった多面研磨機開発への思いを決してムダにする事なく、花開く事を期待しています。
あらゆる場面で、最適なパフォーマンスを実現出来ると確信しているので先ずは、医療品に特化した製品造り(縫合針etc・・・)等に挑戦する事も必要であるが、今まで加工が困難で失注した、細物の先端加工技術に挑戦し、顧客の希望に沿える物つくりに繋げたいと思います。
(企画・立案者:早野取締役生産本部長)

設計開発者の声

設計者:生産技術部 塚本 恭次

昭和49年6月に入社し、ミシン針製造と生産技術を交互に歴任し、針製造ノウハウを機械設計に活かし、これまで何台ものオリジナルの針加工機を開発。グループ会社でも使用される設備を開発するなど、その功績は九州オルガン針で随一の開発者。

Q. 今回、設備開発を進める上で、何か問題点などはあったか?
A. 設備開発~製作は今までの経験を活かし行ってきたので、これといって大きな問題などはありませんでしたね。

Q. 構想期間は?
A. 設備の重要な部分である加工イメージ自体は2~3日でできました。次にその加工を実現するために必要な部品選定を行い、その後設 備全体のイメージを固めていきました。構想から完成までおおよそ9ヶ月かかりました。

Q. この機械のこだわりは?
A. 加工精度を向上させるために材料の固定方法にはこだわりましたね。以前にも似たような設備を製作したことがあったので、今回はその時の経験を活かし製作しました。私は今まで色々な設備を製作してきました。この多面研磨機は、今まで培ったノウハウが詰まった設備です。

Q. 多面研磨機が完成したときの気持ちは?
A. 今回、設備を製作するに当たり特に大きな問題もなく、仕上がりもイメージ通りにできてよかったと思っています。しかし、もっとこうすればよかったなと思うところもありますので、今後、設備を作るうえでは今回の経験を活かし作っていきたいと思います。